(10,locus)

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2018.03.03

1周年を迎えて

皆さんお久しぶりです

 

今日3月3日はひな祭りであり

1年前の今日(10,locus)がオープンした日でもあります

 

今日お店は1周年を迎えました

ようやく1歳です

まだまだ1歳、かもしれませんが

 

1周年のお祝いとして内装を手掛けてくださったcoshaさんよりお花をいただきました!

クリスマスローズを中心とした何ともおしゃれな花束

coshaさん、本当にありがとうございます!!

 

 

そして店のお花を担当してくださっている5worksさんより

ひな祭りのぼんぼりのような可愛いピンクのお花をいただきました

 

ラナンキュラスなんですこれ

 

これまで店にたくさんのラナンキュラスを生けてもらいましたが

同じ品種とは思えないほど多種多彩なラナンキュラスたち

 

でも一貫してロマンティックで可憐なお花です

本当、可愛い

 

5worksさん、いつもありがとうございます!

 

店をオープンする前

私は何だか実感というものが掴めないでいました

 

生来の性格なのかどうなのか

映画や小説にはすごく感動するのだけれど

(むしろのめり込みすぎて数日間現実世界に戻れなくなることもしばしば)

ありふれた言葉で言い切ってしまえば

「生きているって何だろう」

みたいな感じです

 

でも好きなことを何か発信したいことを死ぬまでに1度はやってみなくちゃと思い

お店をオープンして

オープンする前にもたくさんの人たちに助けてもらい支えてもらい

オープンしてからはもっともっとたくさんの方たちに励ましをもらい喜びをもらい

 

この1年は自分の人生の中で

1番生きているなぁと思った時間です

 

この実感をプレゼントしてくれた人たち

 

それは家族であり友人でありお仕事で関わった人たちであり

そしてお客様たちです

 

本当に心より感謝しております

 

ありがとうございます

 

まだまだ店としてやらなければならないことや克服しなければならないこと

山積みであります

何年経っても解答を出して「満点」ということはないんだと思いますが

日々私に携わってくださった方たちの感謝の気持ちを忘れず

歩んでいきたいと思います

 

 

 

 

 

2018年3月より営業日の変更がございます

 

火曜日、水曜日はお店は定休日となります

 

木曜日、金曜日、土曜日、日曜日、月曜日の13時から19時まで営業となります

 

この1年のうち3度も営業日が変更となり

ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません

 

今後とも(10,locus)を宜しくお願い申し上げます

 

 

2018.01.27

Why is Spring so Late…?

お久しぶりのブログです

 

日本を襲った大寒波!

 

毎日寒いです

完全防寒していないと仕事帰りは死にそうです…

 

 

その大寒波の水曜日

私は人生初の人間ドックを受けてきました

 

初の胃カメラとマンモグラフィ

 

前日の夜から飲食をストップ

朝も飲み物が飲めないことがつらかったです

寒いから空調ガンガンにして乾燥して体もカラカラだったのがつらさ倍増

 

 

まずMRI検査

 

寝てました

 

多分目を開けて冷静に状況を見つめるとパニックになるかもと思ったので

入る直前から目を閉じて眠るが得策かと思い

 

良い感じにウトウトしたところで「終了です」の声

 

ホケホケした頭を抱えながらマンモグラフィ

 

これは…

 

まるでお煎餅プレス

 

なかなかの痛さに眠気も吹っ飛び

 

フィナーレ胃カメラ

 

 

結果的に言うと

我慢できなくはない、です

 

高校生の時に肺炎の悪化で気管支カメラを飲まされたのですが

あれは、拷問でした

(看護師さん数人に体を押さえつけられたしね…)

それに比べると最初「オエッ」となるポイントを通過すれば何とか

 

体の中をカメラが動く様が

エイリアンに寄生されるとこんな感じなのかなぁと

エイリアンの映画の映像を思い出しつつ

全て終えて

お医者さんから結果を聞いて

 

オールAの健康体だという太鼓判を押され

私の今年1年の健康は確約済

 

三十路を超えるとこういう検査はやっておいたほうがいいですよね

安心を得るためにまた機会を設けて人間ドックを受けようと思います

 

 

さて今日も長くなりましたね!

商品紹介へと入ってまいります

総シルクで作られたアンティークのストールです

 

薄く真っ白な絹は天女の羽衣を思わせます

1900年代初頭のシルクがこんなに綺麗な状態で残っていることが驚きの品

 

シルクは上質で高級な素材な分

コットンやリネンのよりも扱いは難しかったり

湿気に弱いので変色もしやすいです

白いシルクの上にはリボン刺繍で紫色の紫陽花が

これは全てハンドメイドになります

 

紫陽花の刺繍やレースはとても可愛いくて

すごく好きなのですが

残念ながら採用率が少ない花素材かなと思っています

だから紫陽花モチーフのものを見つけると条件反射的に欲しくなります

 

それにこの年代に紫陽花の花の刺繍というのも珍しいと思います

 

巻きやすい幅と長さになるので

春先や初夏にさらっと巻いて

可愛らしさもあり清廉な美しさもあり

おススメです

1940年代のウール素材のコートドレス

 

この花模様、全て刺繍です

それもオールハンド刺繍です

 

このコートは本当にすごい

コート全てを手刺繍というのは

今はオートクチュールでメゾンがやっているくらいじゃないでしょうか

 

おそらく刺繍の模様の型があって

それを参照しながら刺繍を進めていったようなのですが

ところどころ花弁の枚数や花芯の色が違っていたり

刺繍する人が一人じゃない可能性もありますよね

これも皆長い時間をかけて針を刺していったからこそといえます

 

コートドレスの形は1940年代のファッションらしく

バスト下からウエストに切り替えがあって

上半身のタイトさとメリハリをつけるかのように

裾に向かってたっぷりとフレアが広がっています

 

女性の腰の細さを強調する

非常にレディライクな大人っぽいデザイン

 

1940年代のファッションは髪型やメイクも含めて

大人っぽく成熟した女性らしさを感じてとても好き

 

こちらのコートは布の継ぎ目部分を跨ぐかのように

刺繍がされているのもすごいポイントのひとつです

 

刺繍した布を裁断してから洋服を作ったのではなく

洋服を作った後にトルソーか何かにかけてから

刺繍をしていったのでしょう

 

本当にシャネルやディオールのオートクチュールさながら!

裾に至るまできちんと計算された刺繍

なのでこのコートドレスに関しては

裾のお直しはできません

 

そして仕入れた際にダメージがだいぶあって

元のようによみがえらせたいという思いと

普段に着ていただきたいという思いで

大規模なお直しを実行しています

 

コートと同色の裏地を縫い付け

ダメージ部分をコートと同色の糸で叩き補修

 

裏地を縫い付ける時は一回洋服を分解してという作業なのですが

これは生地の縫い目の上に刺繍があったので

分解せずに裏地をつけてもらいました

これも腕とセンスのある洋裁師さんだからこそできた技

叩き補修した部分もよーく目を凝らして見ないとわかりません

 

コートドレス自体もとても価値あるものです

その価値を守りたいと思ってのお直し

 

こうして洋服が時を超えて海を越えて

引き継がれていったらいいな

とても素敵なことだと思うのです

おそらく洋服好きならみんな知っている

イッセイミヤケのプリーツスカートもご用意しております

 

90年代の真紅のプリーツ

独自の製法によりイッセイミヤケの名を不動のものにした

プリーツシリーズ

90年代がリバイバルしている昨今

またこのプリーツが世界中から脚光を浴びているような気がします

 

体にぴたっとするデザインなのですが

細い人もそうではない人も

魅力的なラインに見せてくれるのが

人気の秘密なのかも、と思います

 

スニーカーに合わせてカジュアルダウンしたり

ヒールのサンダルを合わせたり

黒レザーのドレスシューズを合わせるのも素敵!

 

2018年の今の雰囲気と感覚で

90年代の服をお好きなようにアレンジしてください

 

ヴィンテージってこういう楽しみ方があるから良いですよね!

12月、1月と新しいお洋服の入荷がなく

長らくヴィンテージ中心のご紹介をしてきましたが

やっと10locusも春物の新作が入荷しました!

 

第一弾便はスタジオニコルソンのLOOP TEE

ニコルソンとしても

カットソー素材のトップスはもしかしてこれが初、かもです

シャツ生地やニット素材を得意とするブランドの中で待望のカットソー

 

お値段もニコルソンとしては買いやすい

 

しかしただのカットソーと侮るなかれ

 

素材はコットンでもめちゃくちゃ良いマーセライズコットン100です

 

シルクのようなしなやかさと光沢感を持たせ

シワになりにくく、かつ強度を持たせて型崩れを防ぐ

マーセライズ加工コットン

 

形はニコルソンのトップスらしく

肩が極端に落ち

身幅はゆったりのオーバーサイジング

自然と身頃に美しいドレープが生まれるという

ニコルソンの王道シルエット

 

袖はタイトになっているので

オーバーサイズでも

決してカジュアルすぎることはなく

品と清潔感は保たれたまま

 

なのでゆったりなボトムスと合わせても◎

スカートなどきれいめなボトムスと合わせても◎

上質な素材と相まって

ハイブランドのものとの相性もとても良いです

 

着心地も本当に良くて

私も欲しいと思っています

 

色はブラックとアイボリー(真っ白です)

 

サイズは0と1を用意しております

サイズ0でもゆったりしています

 

画像ではブラックをサイズ0

アイボリーをサイズ1で着用しています

 

 

 

身長が160㎝以下の方はサイズ0をおすすめいたします

 

身長が161㎝以上の方は

ジャストめの着こなしがお好きな方はサイズ0を

ルーズフィットな着こなしがお好きな方はサイズ1をおすすめします

 

まだまだ寒い日が続くので

春夏ものはピンとこない方も多いかと思いますが

やはり春物を見るとワクワクしてしまうのも事実

 

2月に入ると本格的に2018春夏がスタートです

 

今年の春夏は色がきれいなものばかりで

目でも楽しんで

着て楽しんでください♪

 

そして

アンティークもののスカートやブラウスものも

少しずつお直しから戻ってきているので

徐々に撮影を開始して

皆様にお届けできたらと思っています

 

 

今日ご紹介した商品は全てオンラインサイトでご覧になれます

 

 

今日も長いブログでしたー

 

寒い夜に

お布団に入ってぬくぬくする時

読んでいただけたら嬉しく思います

 

皆様

風邪など召されませぬよう暖かくなさってくださいね

 

ではではまた

2018.01.13

Antique dreamer

こんにちは

今日も愛媛は松山、寒いです

雪がちらちらと降っております

店内の寒いです

空調を27度設定にしているのですが

コンクリート打ちっぱなしの造りのため

地下室のような底冷え感から脱却できす

こうしてPCに向かっている今も全身が冷気で震えております

 

さて

昨日のブログ、駆け足で書いてしまった感じで雑でした…

windowsが更新のための強制シャットダウンをカウントダウンしてくるものだから

焦って焦って何とか公開ボタンを押したのですが

家に帰って読み直すと文章が雑すぎてすぐにでも直したい衝動に駆られました

そんな雑な文章を読んでくださって本当にありがとうございます

 

昨日最後にご紹介したスタイリング

Ritoのシルク混ビッグニットワンピースとアンティークのレーススカート

 

 

 

 

Ritoお得意のシルクを含んだニット生地です

Ritoといえばシルク

2シーズン当店でお取り扱いをしていてそう言えます

ふんわりとしっとりと滑らかなニット生地

糸から選び独自に生地生産にこだわるブランドならではです

実際にとても着心地が良いです

肌が何より喜ぶ生地

薄手ではありますがシルクを含むことで見た目の薄さよりはだいぶ暖かい

そして春になった時

陽気の中でもシルク素材混みはウールとは違いさらっとします

秋冬ものですが春先にも大活躍するシルク混みアイテム

ビッグニットワンピースとシンプルなカーディガンがございます

SALE価格になっておりますのでお買い求めやすいですよ♪

ビッグニットワンピースは2枚仕立てのケープワンピース

左右非対称の長袖の中にノースリーブの膝丈ワンピースが繋がっています

なのでケープデザインでも1枚でちゃんと着れるもの

下にどんどん重ね着するとそれだけで色んな雰囲気を楽しめます

ボリュームあるスカートの時は中のノースリーブワンピースの上にスカートを重ねて

今回はこのようなスタイリングにしてみました

これはこれで本当におススメ!

昔yohji yamamotoで腰のところからスパンと切り込みの入ったドレスがあって

それにフワフワのスカートを合わせていたコレクションがあったなと記憶しています

それに近い雰囲気

というかそのyohji yamamotoをオマージュしてのスタイリングになります

 

そして合わせたのはアンティークのスカート

ホワイトコットンにホワイトとブラックのお花のアイレットレースのスカートです

アンティークというからには100年以上経過しているもの

(ちなみにヴィンテージは25年~100年未満のもの)

1901年~1910年のエドワーディアンスタイルのスカートです

実はこれ、ブラウスとセットになっていて

ブラウスとスカートをホックとボタンで繋げてドレスになっています

繋げた上からサッシュベルトを巻いて着ていたんじゃないかな

100年以上前の人の体型に合わせたアンティークものは

今の時代でいうとXSかSサイズ、7号サイズのものがほとんどです

これは9号に近い7号サイズでした

モデルの子が167㎝に細身なので何とか着れたのですが

やはり細いし、丈が長い

なので元のデザインを極力いじらず、ハサミを入れずに

日本人の9号サイズ、Mサイズに近いSサイズまでリサイズしようと決めました

 

ブラウスもきちんと着れるように同じようにお直しを

 

これだけ古いもので状態の良い価値のあるものだから

飾っておくままではもったいないと思って

 

私だったら絶対に着たいと強く思ってしまうので

だったらアンティークのお洋服を提案差し上げる前にリサイズしようと

このスカートとブラウスから密かに計画を練り

そして撮影後実行いたしました!

 

洋裁師さんが直してくれているので

店頭&オンラインに出るまでにしばらくお時間がかかります

胸が熱くなるほどの素晴らしいスカートとブラウスなので

期待、していてください!

このアイレットレースの生地はマシンメイド(機械生産)のもの

ですが裏返して糸の運びを見ると

裾のフリル部分は手で縫いあげたのがわかります

細かい部分やブラウスのプリーツの寄せ方も手で一針一針縫っていたのがわかります

 

このアンティークものを洋裁師さんの元へ持って行き

拡大鏡でじっくり針の運びを見ては

溜息

トルソーに着せては

溜息

洋裁師さんはパターンを引ける方なので

目の前の服を見てすぐさま頭の中でパターンを組み立てるのですが

「これ、すごい!どうやって作ったの?え、すごい!鳥肌立ったー」

とキャアキャア

その話を聞いてる私も

キャアキャア

二人で服を穴の開くほど観察しながら無言

洋服オタクたちのマニアックな時と精神の部屋化状態

 

ひとしきり観察で満足しきった後に

レースや刺繍の話に盛り上がりました

 

 

そう、私たちはアンティークのレースや刺繍が大好きなのです

そしてハンドメイドものに胸が打ち震えるのです

この1枚の服にお針子さんが針を刺し

時間をかけて縫っていったか

そしてその服をどんな人が着ていたのか

これだけ状態の良い服ならば

さぞや大切にしていたのでしょう

来週はこの催し事があるからあれを着よう

大切な日だからあれを着よう

服に合わせる帽子は?手袋は?絹の靴下は?靴は?

 

100年以上後の海を隔てた日本に住む私は

まるで映画を見ているかのような

有り様をリアルに想像します

そしてその服が今目の前にあることに

気持ちが高揚して嬉しくてたまりません

 

 

それを分かち合いたくて

それを知ってほしくて

アンティークのお洋服を皆様にお届けするのでしょう

 

アンティークの洋服の元の素晴らしさを失わないように

現代の人にも大切にしてほしいと願いを込めて

 

アンティークのお洋服でリサイズが必要なものはリサイズ

ダメージがあるものは綻びを直して

着脱に難があるものは現代のボタンやフック、ファスナーを取り付けて

皆様の元へ100年の時を超えてお届けしたいと思います

 

数は少ないうえに

ある程度まとまってからの放出になるかと思うので

常時店頭&オンラインにあることは

もしかしたら難しいかもしれませんが

逆にスペシャルなものなので

スペシャルなイベントとして

これからもアンティークのお洋服をお出ししていけたらと思います

 

アンティークもの好きで持っているという方も

触れてみたかったという方も

糸の運びや刺繍のハンドかマシンかの区別

レースもハンドかマシンか

生地はコットンなのかシルクなのか

マニアックな情熱を注ぎたい方も夢見る

そんなお店にしていきたいと思っております