(10,locus)

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2018.01.13

Antique dreamer

こんにちは

今日も愛媛は松山、寒いです

雪がちらちらと降っております

店内の寒いです

空調を27度設定にしているのですが

コンクリート打ちっぱなしの造りのため

地下室のような底冷え感から脱却できす

こうしてPCに向かっている今も全身が冷気で震えております

 

さて

昨日のブログ、駆け足で書いてしまった感じで雑でした…

windowsが更新のための強制シャットダウンをカウントダウンしてくるものだから

焦って焦って何とか公開ボタンを押したのですが

家に帰って読み直すと文章が雑すぎてすぐにでも直したい衝動に駆られました

そんな雑な文章を読んでくださって本当にありがとうございます

 

昨日最後にご紹介したスタイリング

Ritoのシルク混ビッグニットワンピースとアンティークのレーススカート

 

 

 

 

Ritoお得意のシルクを含んだニット生地です

Ritoといえばシルク

2シーズン当店でお取り扱いをしていてそう言えます

ふんわりとしっとりと滑らかなニット生地

糸から選び独自に生地生産にこだわるブランドならではです

実際にとても着心地が良いです

肌が何より喜ぶ生地

薄手ではありますがシルクを含むことで見た目の薄さよりはだいぶ暖かい

そして春になった時

陽気の中でもシルク素材混みはウールとは違いさらっとします

秋冬ものですが春先にも大活躍するシルク混みアイテム

ビッグニットワンピースとシンプルなカーディガンがございます

SALE価格になっておりますのでお買い求めやすいですよ♪

ビッグニットワンピースは2枚仕立てのケープワンピース

左右非対称の長袖の中にノースリーブの膝丈ワンピースが繋がっています

なのでケープデザインでも1枚でちゃんと着れるもの

下にどんどん重ね着するとそれだけで色んな雰囲気を楽しめます

ボリュームあるスカートの時は中のノースリーブワンピースの上にスカートを重ねて

今回はこのようなスタイリングにしてみました

これはこれで本当におススメ!

昔yohji yamamotoで腰のところからスパンと切り込みの入ったドレスがあって

それにフワフワのスカートを合わせていたコレクションがあったなと記憶しています

それに近い雰囲気

というかそのyohji yamamotoをオマージュしてのスタイリングになります

 

そして合わせたのはアンティークのスカート

ホワイトコットンにホワイトとブラックのお花のアイレットレースのスカートです

アンティークというからには100年以上経過しているもの

(ちなみにヴィンテージは25年~100年未満のもの)

1901年~1910年のエドワーディアンスタイルのスカートです

実はこれ、ブラウスとセットになっていて

ブラウスとスカートをホックとボタンで繋げてドレスになっています

繋げた上からサッシュベルトを巻いて着ていたんじゃないかな

100年以上前の人の体型に合わせたアンティークものは

今の時代でいうとXSかSサイズ、7号サイズのものがほとんどです

これは9号に近い7号サイズでした

モデルの子が167㎝に細身なので何とか着れたのですが

やはり細いし、丈が長い

なので元のデザインを極力いじらず、ハサミを入れずに

日本人の9号サイズ、Mサイズに近いSサイズまでリサイズしようと決めました

 

ブラウスもきちんと着れるように同じようにお直しを

 

これだけ古いもので状態の良い価値のあるものだから

飾っておくままではもったいないと思って

 

私だったら絶対に着たいと強く思ってしまうので

だったらアンティークのお洋服を提案差し上げる前にリサイズしようと

このスカートとブラウスから密かに計画を練り

そして撮影後実行いたしました!

 

洋裁師さんが直してくれているので

店頭&オンラインに出るまでにしばらくお時間がかかります

胸が熱くなるほどの素晴らしいスカートとブラウスなので

期待、していてください!

このアイレットレースの生地はマシンメイド(機械生産)のもの

ですが裏返して糸の運びを見ると

裾のフリル部分は手で縫いあげたのがわかります

細かい部分やブラウスのプリーツの寄せ方も手で一針一針縫っていたのがわかります

 

このアンティークものを洋裁師さんの元へ持って行き

拡大鏡でじっくり針の運びを見ては

溜息

トルソーに着せては

溜息

洋裁師さんはパターンを引ける方なので

目の前の服を見てすぐさま頭の中でパターンを組み立てるのですが

「これ、すごい!どうやって作ったの?え、すごい!鳥肌立ったー」

とキャアキャア

その話を聞いてる私も

キャアキャア

二人で服を穴の開くほど観察しながら無言

洋服オタクたちのマニアックな時と精神の部屋化状態

 

ひとしきり観察で満足しきった後に

レースや刺繍の話に盛り上がりました

 

 

そう、私たちはアンティークのレースや刺繍が大好きなのです

そしてハンドメイドものに胸が打ち震えるのです

この1枚の服にお針子さんが針を刺し

時間をかけて縫っていったか

そしてその服をどんな人が着ていたのか

これだけ状態の良い服ならば

さぞや大切にしていたのでしょう

来週はこの催し事があるからあれを着よう

大切な日だからあれを着よう

服に合わせる帽子は?手袋は?絹の靴下は?靴は?

 

100年以上後の海を隔てた日本に住む私は

まるで映画を見ているかのような

有り様をリアルに想像します

そしてその服が今目の前にあることに

気持ちが高揚して嬉しくてたまりません

 

 

それを分かち合いたくて

それを知ってほしくて

アンティークのお洋服を皆様にお届けするのでしょう

 

アンティークの洋服の元の素晴らしさを失わないように

現代の人にも大切にしてほしいと願いを込めて

 

アンティークのお洋服でリサイズが必要なものはリサイズ

ダメージがあるものは綻びを直して

着脱に難があるものは現代のボタンやフック、ファスナーを取り付けて

皆様の元へ100年の時を超えてお届けしたいと思います

 

数は少ないうえに

ある程度まとまってからの放出になるかと思うので

常時店頭&オンラインにあることは

もしかしたら難しいかもしれませんが

逆にスペシャルなものなので

スペシャルなイベントとして

これからもアンティークのお洋服をお出ししていけたらと思います

 

アンティークもの好きで持っているという方も

触れてみたかったという方も

糸の運びや刺繍のハンドかマシンかの区別

レースもハンドかマシンか

生地はコットンなのかシルクなのか

マニアックな情熱を注ぎたい方も夢見る

そんなお店にしていきたいと思っております