(10,locus)

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2017.11.20

少女の行方

寒いですね

寒いです

温かな飲み物を飲みながら

暇つぶしにでもブログをご覧いただけたら嬉しいです

 

さて昨日結構いい加減な内容で映画の話をしたのですが

今日も映画の話です

 

私の趣味は、と問われればファッションとお酒と映画と、うーん

小説や漫画も読みますが

ここ最近新作にとんと手を出さなくなったので趣味かと言われれば怪しいところです

まあぶっちゃけ映画も最近は新作を見てません

昔の気に入った映画のDVDを繰り返し何回も見ています

お酒を飲みながら映画を見る時間が何より至福の時です

なので映画は趣味と言っても多少許されるかな、と思います

前置きが長いですが

今日は白い洋服と少女性について書こうかなと考えています

 

6月に開催したヴィンテージイベントでも

ずらっと並べていたアンティークの白いレースもの

私は大好きなんです

白いレースのイノセントな雰囲気

儚く無垢でありながら、どこかセンシュアルな危うさ

そんな世界にどっぷり浸りたい時に私が見る映画をご紹介させてください

 

まずはガーリームービーの王道中の王道

今現在でもこの映画の影響を受けたファッション・フォトが取り続けられています

「ピクニック・アット・ハンギングロック」

オーストラリア人監督ピーター・ウィアーの1975年の作品

ちなみにピーター・ウィアー監督の作品はどれも良いです

「ピクニック・アット・ハンギングロック」は20世紀初頭のオーストラリアの女学生たちの映画

ヴィクトリアン朝~エドワーディアンスタイルへと移行している

白い繊細なレースと女性のまろやかな体のラインが

ロマンティックなこの時代のファッション

オーストラリアの強い日差しと乾燥した空気

荒れた岩肌の山々に白い服に身を包んだ10代の少女たち

少女たちはやがて失踪し

必死の捜索が開始されるも不可解な事柄が起こり—

というミステリアスな内容と眩い少女の姿との対比に惹きつけられます

ミステリアス、残酷、儚さは少女と

純粋さは少年と結びついた時威力を発揮すると個人的に思っています

 

時代はやや進んだアメリカ南部を舞台にした映画「プリティ・ベビー」も好きな映画

アメリカ南部の娼館を舞台に11歳の少女娼婦を主人公にした映画

 

当時11歳だったブルック・シールズが

とにかく神のごとく美しい映画です

私が高校生の時はこの映画をBSで放映していましたが

現在はDVDも絶版扱いとなっています

理由は、ブルック・シールズが脱いでいるから

内容も内容で幼い彼女が娼婦として働く様も描いております

私はこのDVDをまだ販売している時に購入しておりますが…

ブルック・シールズのニンフェットぶりと

白レースの下着姿で日常を過ごす娼館の女性たちのファッションは

美少女好きとこの時代の洋服が好きな者からしたら

やっぱええなぁ!!となる作品

舞台はまた変わり、時代が逆行します

映画「テス」

ロマン・ポランスキー監督作品

ナスターシャ・キンスキー主演

19世紀末のイギリス東北部の農村を舞台に

悲しい運命に絡めとられた少女テスのお話

不条理な…と見終わった後決してハッピーになれない作品

ただただ

ナスターシャ・キンスキーが美しい

その美しさがテスの人生の哀しさを二乗三乗にします

ちなみにナスターシャ・キンスキーのお父さんは怪優クラウス・キンスキー

あんな(失礼)父親からこんな娘が…と

父ちゃんの狂った演技(演技じゃないらしいすけどね)を見た人の多くは

娘の心配をしてしまうはずです

 

話が逸れました

お次は現代のフランスのどこか、たぶん…

存在するのかしないのか、それすらも分からない

閉鎖された森に住む少女のお話「エコール」

 

世間から隔絶された深い森の中に

どこからともなく少女が運び込まれる

そこに暮らすのは6歳から12歳の少女たち

白いブラウスに白いスカート白いブレザー白いソックス

年齢ごとに色違いのリボンを髪に結び

森の中の学校(エコール)で学ぶのは

水泳とバレエと生物学のみ

やがて第二次性徴を迎えた年長の少女たちは

夜ごとに秘密の場所で誰が観客かも知らずに舞台で踊る

そして外界に出る時を迎える

 

という知りたいことは一切明かされずに淡々と浮世離れした世界を描く映画

登場人物に一切男性の姿はなく

むせかえるほどの少女たちの匂いと

それを見守る2名の女性教師と老婆

 

異性の姿が一切ないという点において少女映画の金字塔ともいえるかもしれません

 

私はこの映画公開当時、確か2,3回ほど映画館に見に行きました

そしてDVDも持っています

更に今店内で流れている

少女の声で語られるフランス語はこの映画のものです

どんだけ好きなんだって感じですが

あまり大声に出して好きなんだと言いにくい映画です

 

監督はルシール・アザリロヴィック

女性監督になります

ルシールの旦那さんは映画監督のギャスパー・ノエです

旦那さんが撮った映画「カノン」「カルネ」「ミミ」もまた

ローティーンの少女に焦点を当てた映画でした

特に「カノン」「カルネ」は父親が娘に対して異常な執着を見せる映画で

夫婦揃って何やっとんじゃい、と思ったりもします

独特の色彩がある映像なので

良い意味でも悪い意味でも鑑賞後酔います

 

 

 

ここ1年の間

少女的な服を求める熱が再燃しております

 

それは何故かというと

これでもかっというほどのガーリーな世界観を打ち出す

新人デザイナーの台頭に胸がワクワクしているからです

 

Simone RochaMolly Goddard、そしてCecilie Bahnsen

 

己の中の情熱を呼び起こさせてくれます

 

いつか新しい洋服で白いワンピースを置きたいと思っています

いつか、必ず

まずはヴィンテージのものから集めたお洋服を

オンラインサイトへも数点白いレースものを掲載しております

また店頭へはお出ししておりませんが

ストックからすぐに持ってくるので

お気軽にお声掛けくださいね

 

 

今日もまとまりのない、先の見えないブログでした

最後まで読んでくださった方には感謝ひとしきりでございます

 

寒いので皆様風邪など召されませぬよう

お体ご自愛くださいませ