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2017.11.19

夜来香に想いを寄せて

今日は洋服の話から、ちょっと映画の話をしようかな、と考えております。

チャイナ服、というのが私は大好きです。

体のラインがぴっちりとするチャイナドレスもですが

ゆったりとしたジャケットのものやコートに至るまで

その美しい刺繍とマオカラーにチャイナボタン…

伝統的に着るスタイルも勿論惹かれますし

1940年前後の洋装風な帽子や小物を取り入れた着こなしも素敵

今回ヴィンテージイベントでもチャイナジャケットを仕入れ

本日インスタグラムに冬のチャイナジャケットのスタイリング画像を投稿いたしました

1950年代のシルクの入ったチャイナジャケットの刺繍は

全て手刺繍によるもの

これだけ見事な刺繍を仕上げるのに

どれだけの労力と時間が掛かったのだろう

とヴィンテージの洋服を見る時は

作った人たちの思いを巡らせて1人感動してたりします

チャイナドレスを堪能できる映画、といえば

私の頭に浮かぶのは「花様年華」です

1960年代の香港を舞台に

マギー・チャンの細い肢体を包むチャイナドレスの素晴らしいこと

 

よりクラシカルさを求めるなら「紅夢」でしょうか

コン・リーの美しさが忘れられませんね

映像の美しさや内容も素晴らしかった

もう一回見たいです

 

チャイナ服を堪能、からは少しずれてしまいますが

「中国の小さなお針子」も印象的

このポスターの刺繍の靴が可愛い

 

中国の影響を強く受けたベトナムを舞台にした映画も好きです

思いつくのはカトリーヌ・ドヌーヴ主演の「インドシナ」と

マルグリット・デュラス原作、彼女自身の自伝ともいえる「愛人/ラマン」

 

実は私がたまらんのですよ、という好きな時代設定や舞台が

欧米植民地支配下の亜細亜です

複雑な時代背景や当時の支配下に置かれた国や人々の苦労はひとまず置いといて…

やはり西洋と東洋の文化が融合しているのがすごく好き

それが西洋っぽさが強く出てはいけない(気がする)

東洋っぽさが強く出てはいけない(気もする)

いい塩梅で融合した空気がたまらなく惹かれる理由です

ドラマティックでもあるし、生まれても住んでもいないのに郷愁を覚えるし

そしてこの時代の独特の色香、みたいなのが好きです

 

何だかチャイナ服とズレてきてしまいましたが

ヴィンテージのチャイナジャケットに麦わら帽子を合わせたのは

私の中にこの時代背景を強く意識したものがあったのです

良い写真が出来た…と1人ご満悦だったのはここだけの話

 

 

ここでここだけの話、ですが

チャイナ系のヴィンテージ、まだまだ隠し持っております

お出しする機会を伺っておる段階ですが

徐々に店頭に、オンラインにと出していきたいと思っています

 

着るまでにやや抵抗があるチャイナ服ですが

一回着てしまったらすんなりコーディネートに取り入れやすくなります

 

皆さん、チャイナを着ちゃいましょう!

 

取り留めのないブログ、お粗末様でした